競輪道とは?実際にある暗黙のルールや守らない選手の末路を徹底解説!
競輪予想サイト解体新書の検証担当「近藤 宗康」です。
今回は、競輪道について紹介します。

競輪は、様々なルールがあります。
それは、公式に準ずるものです。
しかし、競輪にあるルールは公式に発表されているものだけではなく、暗黙のルールが存在します。
競輪では、その暗黙のルールを「競輪道」と呼びます。
ただ「競輪道は聞いたことがあるけど内容まではわからない」。
そう言った方が多いのではないでしょうか。
ということで!
今回は、そんな競輪道について徹底解説!
競輪道の概要から具体的に競輪道と呼ばれるものまで網羅しているので、ぜひ最後までご覧ください!
競輪道とは?

そもそも競輪道とはなんなのか。
ご紹介します。
競輪道とは、競輪選手が競輪ファンのために・競輪自体を盛り上げるためにある暗黙のルールのこと。
そのため、競輪の公式なルールではありません。
では、なぜそんな競輪道はあるのか。
それは、競輪道は競輪選手としてのマナーだからです。
競輪は選手1人の力で成り立っているわけではなく、競輪選手・ファン・関係者など多くの人に支えられて今があります。
そのため、競輪選手は感謝の心を忘れず選手同士で支え合い助け合いながら走る。
それが競輪道なのです。
実際の競輪道をご紹介!
競輪道は、公式で発表されているものではありません。
そのため、一般的な競輪ファンが問われても簡単には答えられないでしょう。
特に、競輪を始めたばかりの方であれば尚更です。
では、競輪道というのは具体的にどんなものがあるのか。
大きくレース開催前・レース開催中に分かれるので、それぞれ詳しくご紹介します。
レース開催前の暗黙のルールは2つ
競輪選手がマナーとして守っている競輪道。
そんな競輪道は、開催前からも決められています。
レース開催前に決められている競輪道は、主に以下の2つ。
- ラインの番手は直近戦戦績が最も良い選手
- 前日のコメント通りに並ぶ
それぞれ詳しく説明します。
ラインの番手は直近戦績が最も良い選手が得る
公営競技の中で競輪だけにしかないルール。
それが「ライン」です。
ラインとは、選手たちがレースを有利に運ぶために作られているチームの事。
主に、先行・番手・3番手と分かれそれぞれ役割があり有利不利があります。

その中で最も有利なのが番手選手。
なぜなら、先行選手が風よけになってくれるため温存でき、3番手選手が後方からの捲りをブロックしてくれからです。
そんな有利である番手は、どんな選手でも欲しいポジションであるのは明白。
しかし、この番手は競輪道によって誰がつくのか決まっています。
それが、直近4ヶ月の戦績が良い選手、もしくは先輩であること。
強い選手や権威のある選手にに有利なポジションを与えるという、ある意味弱肉強食とも言えます。
前日のコメント通りに並ぶ
競輪のレースが始まる前に出走表が発表され、選手達がコメントをします。
実際のコメントはこちらです。

このように、選手はレースをどのように走るのかをコメントします。
このコメントがあることによって、当日のレースがどのような並びになるのかわかるのです。
ラインの並びは競輪予想において展開を読むために重要なもの。
コメント通りの並びをしなければ競輪ファンはなぜ並びが違うのかと戸惑ってしまうでしょう。
そのため、競輪選手は感謝の気持ちやマナー、つまり競輪道として前日のコメント通りの並びをするのです。
レース開催中の暗黙のルールは主に2つ
次に、レース開催中の競輪道です。
レース開催中の暗黙のルールで大きいのは以下2つ。
- 後方からの捲りがない時は先行ラインの番手選手は最後の直線まで先行を捲ってはいけない
- 先行争いに敗れた選手は邪魔にならないように後退する
それぞれ詳しく解説します。
後方からの捲りがない時は先行ラインの番手選手は最後の直線まで先行を捲ってはいけない
競輪のレースで最も盛り上がるのはレース終盤。
最後の直線です。
そのため、有利である番手選手が最後の直線前に決着をつけてしまうと、レースが盛り上がりません。
なので、番手選手は後方からの捲りがない場合は最後の直線まで先行選手を捲ってはいけないのです。
位置的に最も有利である番手選手が勝つパターンは、競輪ファンからしても簡単に予期できる展開。
競輪道はレースを盛り上げるためでもあるので、このような暗黙のルールがあるのでしょう。
先行争いに敗れた選手は邪魔にならないように後退する
レース途中から、本気で走っていないように見える選手が時々見かけられます。
そんな選手を競輪ファンがみると「やる気ないのかな」「八百長か?」と思ってしまうでしょう。
決してやる気がないのではなく、八百長でもありません。
では、なぜこのような動きをするのでしょうか。
例えば、先行争いに敗れた選手がそのまま競り続けた場合。
極論、着順に関係ない1〜3位争い以外は競輪ファンにとって興味はありません。
つまり、意味のない走りをしても邪魔になってしまうだけなのです。
また、仮にまだ捲れる可能性があったとしても、後方からの全力疾走は膨らむ可能性が高く転倒の危険がかなり高い。
そんなことをしてしまうより、後方に下がった方が選手にとってもファンにとっても有益なのは明白でしょう。
競輪道を守らない選手はどうなる?
これまでご紹介してきた競輪道。
では、自分の勝ちを優先して競輪道を守らなかった場合どうなるのか。
考えられる展開は以下の2つ。
- 今後のレースで不利になる
- 八百長を疑われる
それぞれ詳しく解説します。
今後のレースで不利になる
競輪選手が一番目指しているものは勝利です。
そのために、競輪道を守らない選手もいるでしょう。
例えば、代謝が近い選手。
代謝とはクビということなので、自分の勝利が最優先になってしまうかもしれません。
しかし、そういった場合その選手はマナーを守ることができないと判断されるのが落ち。
仮に戦績を伸ばすことができても、ラインを組むことを断られてしまうかもしれません。
そうなれば、後々代謝になることは確実でしょう。
このように、競輪道というマナーを守ることを怠った選手は今後のレースで不利になってしまうのです。
八百長を疑われる
競輪道の中には、1部の競輪ファンからは謎の行動として捉えられてしまうこともあります。
そして、その謎の行動をみたファンは「八百長なのでは」と考えてしまうでしょう。
しかし、それは逆です。
競輪道とは暗黙のルールでありマナー。
これを守らない人は、選手から八百長をしていると疑われてしまいかねません。
つまり、八百長のようなものがあってもそれは競輪道でありマナーなのです。
これは、今後競輪をやっていく上で知っておくべき知識の1つ。
必ず覚えておきましょう。
競輪道まとめ
今回は、競輪道についてご紹介してきました。
いかがだったでしょうか。
まとめると以下の通りです。
- 競輪道は競輪界の暗黙のルールであり守るべきマナー
- レース中だけでなく開催前から適用される
- 競輪道を守らなかった選手は今後不利になる
- 競輪道は八百長ではない
ルールはルールでも、競輪道には強制力がありません。
ずば抜けた実力のある選手であれば、守る必要もないとも言えます。
しかし、競輪はファンからの車券代で成り立っている部分もかなり大きい。
競輪ファンのためにも、競輪道は守られるべきものであると言えるでしょう。