ミッドナイト競輪攻略の法則を徹底解説！特徴・出目など予想に必要な情報を網羅した法則ご紹介！

競輪予想サイト解体新書の検証担当「近藤 宗康」です。

今回はミッドナイト競輪の法則について紹介します。

競輪は朝から深夜までレースが開催されているので、好きなタイミングでレースを楽しむことができるのが魅力です。

その中でもミッドナイト競輪は、日中に開催されるレースとは異なる箇所があります。

勝負する際には、是非とも押さえておきたいところです。

今回は、そんなミッドナイト競輪の法則についての特徴や傾向・注意点など紹介していきます。

ミッドナイト競輪で予想する上で外せない情報尽くしとなっているので、ぜひ最後までご覧ください。

ミッドナイト競輪とは？

ミッドナイト競輪とは、その名の通り深夜の時間帯に該当する21時から23時過ぎまでに開催されるレースのこと。

全国に存在する43会場の競輪場のうち、照明設備のある31会場でミッドナイト競輪が開催されています。

近隣住民への騒音配慮のためにレースは無観客で行われ、インターネットもしくは前売販売で車券を購入する仕組みとなっているのが特徴です。

また、通常レースは9車立てで行われることが多いですが、ミッドナイト開催のレースでは7車立てのレースとなっています。

出走選手の数が少なくなることで組み合わせの数も少なくなるので、予想難易度が低くなりやすいと言えるでしょう。

ミッドナイト競輪攻略の3つの法則・必勝法

日中に開催される通常レースと仕組みが異なる分、ミッドナイト競輪を予想する方法も変わってきます。

なので、通常レースの知識を持っている競輪ファンの方でもミッドナイト競輪で勝ち進められるかは、また別の話です。

ここからは、そんなミッドナイト競輪で予想する際に、必ず頭に入れておきたい法則・必勝法を以下3つに分けて解説していきます。

• 若手で勝率の高い選手を頭において予想
• 333バンクは逃脚の選手を頭に予想
• 開催日数に応じて買い目を広げる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

法則①「若手で勝率の高い選手を頭において予想」

ミッドナイト競輪のレースでは、車番が競走得点順に並ぶようになっています。

競走得点はその選手の過去の戦績結果から計算された数字なので、選手の実力を判断する上で重要な指標です。

経験が浅く出走数も多くない若手選手が、過去のレースで優秀な結果を残したとしても、まだ実力に見合った級班に振り分けられていない可能性が高いです。

そういった選手達は、実力が競走得点に反映されてない傾向にありますが、勝率・連対率には反映されています。

そのため、ミッドナイト競輪で買い目を組み立てる際は、若手選手かつ勝率・連対率が優れている選手を頭において予想するようにしましょう。

法則②「333バンクは逃脚の選手を頭に予想」

ミッドナイト競輪では、バンクの周回数が通常のレースより1周分少なくなっています。

バンク	通常の周回数	ミッドナイト競輪での周回数
333m	6周	5周
400m	5周	4周
500m	4周	3周

レースの走行距離が短くなるので、ミッドナイト開催のレースは体力が消耗しづらいと言えるでしょう。

特に333バンクは最も走行距離が短くなるので、選手にとってはトップスピードを維持したままゴールできる可能性が高くなります。

つまり、逃脚の選手にとって逃げ切りが決まりやすい条件が揃うということです。

ミッドナイト競輪で333バンクのレースにて勝負するときは、逃げが得意な先行選手を頭において予想してください。

法則③「開催日数に応じて買い目を広げる」

競輪では、1つの大会を3~4日間に分けて開催されます。

初日のレースでは、出走選手の競走得点の差が大きい傾向にあり、1番車の勝率が圧倒的に高くなることに。

初日のレースほど順当な結果になりやすいので、買い目を絞っても問題ないでしょう。

一方で最終日にいくにつれ、勝ち残った選手同士で競う形になるので、出走選手との実力差が拮抗しやすくなります。

そのため、順当な結果になりにくく、レースが荒れることも考えられるでしょう。

例として、2024年10月3日〜10月5日に宇都宮競輪で開催されたミッドナイト開催の3日間の結果をご覧ください。

レースの開催日が最終日になるほど、買い目を広げる意識を持って予想してください。

勝負してはいけない？ミッドナイト競輪で荒れるレースの特徴！

ここまでミッドナイト競輪で予想する上での法則について紹介しました。

それでは、逆に勝負するのをおすすめしない避けるべきレースはあるのでしょうか。

ミッドナイト競輪で荒れるレースの特徴について、以下2つ挙げられます。

• デビュー間もない選手が出走するチャレンジレース
• 雨で降っている日のレース

それぞれ解説していきます。

デビュー間もない選手が出走するチャレンジレース

チャレンジレースとは、A級3班の選手が参加するトーナメントのことです。

競輪学校を卒業した競輪選手は自動的にA級3班に振り分けられ、チャレンジレースで出走することになります。

そのため、戦績データが乏しく実力が読みにくいです。

車番別で見ても実力がある若手選手が後ろの車番になる可能性は十分に考えられるので、気を付ける必要があります。

ミッドナイト競輪で実力未知数の若手選手がいるチャレンジレースは、避けるようにしましょう。

雨が降っている日のレース

通常のレースでも、雨が降っている日のレースはスリップによる落車などでレースが荒れやすく、勝負するにはおすすめされません。

ミッドナイト開催のレースではナイター照明が点けられるため、雨が降った際には光の反射でより視界が悪くなります。

時速70km近くものスピードで競い合う競輪レースにて、視界不良の場面が一瞬あるだけでも、落車事故に繋がるリスクはより増加するでしょう。

どれだけ買い目に自信があったとしても、落車が発生すればそのレースは外れてしまうでしょう。

ミッドナイト競輪においても、雨が降る日のレースで勝負するのは極力避けてください。

周長別ミッドナイト競輪の出目と決まり手の傾向をご紹介！

競輪場は、開催地によってバンクの作りが異なっています。

なので、各バンク毎に決まりやすい勝ち方なども変動することに。

ここからは、ミッドナイト競輪における代表的な競輪場での出目と決まり手を周長別に分けて紹介していきます。

333mバンク

333mバンクの代表として、2024年1月〜2024年6月の奈良競輪場での出目データと決まり手のデータをご覧ください。

上位10位以上の3連単の出目の組み合わせ全てに1番車が絡んでいます。

1着での決まり手成績においては、逃げが最も高い割合です。

400mバンク

400mバンクの代表として、2024年1月〜2024年6月の松阪競輪場での出目データと決まり手のデータをご覧ください。

2連単での出目の組み合わせトップである[1-2]が43回も出ています。

1着での決まり手成績においては、差しが最も高い割合です。

500mバンク

500mバンクの代表として、2024年1月〜2024年6月の宇都宮競輪場での出目データと決まり手のデータをご覧ください。

3連単での出目で最も多い組み合わせの頭が1番車ではなく、2番車となっています。

1着での決まり手成績においては、400mバンク同様に差しが最も高い割合です。

ミッドナイト競輪で予想する際の注意点

ミッドナイト競輪で勝負する際に、できるだけ予想を外さないために必ず押さえておきたい注意点があります。

今回ご紹介する注意点は、以下3つです。

• 連続して勝負しない
• オッズが偏りすぎているレースでは勝負しない
• ワイドは買わない

これらの注意点を守って勝負することで、的中率の精度が上がることは間違いないでしょう。

それぞれ詳しく解説しています。

連続して勝負しない

ミッドナイト競輪では約2時間で7レース実施する必要があるので、通常のレースと比べてレース間隔が短いです。

レースとレースの間が短いと、次に予想するのに費やす時間が短くなります。

そのため、合理的な予想がしにくくなり、予想を大きく外してしまうことも考えられるでしょう。

あらかじめ目星をつけていたとしても、その日のコンディションや天候状況などで予想が変わってくることも大いに考えられます。

ミッドナイト競輪で予想する際は、十分に予想するための時間を確保するために連続して勝負しないようにしましょう。

オッズが偏りすぎているレースでは勝負しない

オッズが偏っているレースとは、出走選手の人気度が偏っているということです。

こういったレースは、順当な決着になりやすいのがメリットと言えます。

一方、順当な決着になりやすい分、配当が低くなりがちなのがデメリットです。

勝負したところで、当たった車券の払い戻しが少なければトリガミになりかねません。

出走レースのオッズを事前に確認し、3連単で最も人気の買い目のオッズが1.5を切る場合は、勝負を避けるようにしましょう。

ワイドは買わない

競輪には、3連単・3連複・2車単・2車複・ワイド・2枠単・2枠複の7通りの券種があります。

その中でもワイドは「3着以内に入る車番を2人」予想する賭式となっており、最も当たる確率が高い券種です。

ミッドナイト競輪は、7車立てのレースということもあり比較的決着が読みやすい傾向にあります。

この条件で、ワイドの車券を買うとなると配当が低くなりやすいので、買い目をかなり絞る必要が出てくるでしょう。

配当が低くなりやすいワイドの券種は選ばないようにしてください。

ミッドナイト競輪の法則まとめ

今回は、ミッドナイト競輪の法則についてご紹介してきました。

いかがだったでしょうか。

まとめると以下の通りです。

• ミッドナイト競輪は7車立てのレースで開催される
• ミッドナイト開催の333mバンクのレースでは逃脚の選手に注目
• デビューしたばかりの選手が出走するミッドナイト競輪は荒れやすい
• オッズが偏り過ぎているレースは要注意
• トリガミになる可能性があるのでワイドで予想しない

ミッドナイト競輪では、初心者向けで難易度が低いと言われています。

しかし、予想方法を間違えれば不的中となるリスクがより高くなってしまうことに。

ここで紹介した法則・攻略法を押さえるだけでも有利にミッドナイト競輪で勝負することができるようになります。

内容を振り返り、是非ミッドナイト競輪で勝負してみてください。