競輪の2枠単で稼ぐ方法を解説！最高配当・的中確率・注意点までご紹介！

競輪予想サイト解体新書の検証担当「近藤 宗康」です。

今回は競輪の2枠単について皆さんに紹介します。

競輪はギャンブルのため、予想が的中するかどうかには運要素が関わってくるので、必勝法というのは存在しません。

そのため、的中は狙いつつも無駄なリスクは取りたくないでしょう。

そこで大切なのが、車券の選択です。

今回は、そんな競輪の券種の1つである「2枠単」について徹底解説！

枠とは何なのか・平均配当・稼ぐコツや注意点までご紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。

枠って何？

2枠単の解説をする前に、そもそも競輪における「枠」とは何なのか。

解説します。

競輪の枠とは、車番ごとに分けられたグループのことです。

9車立てレースのみで存在し、9人の選手が6枠に振り分けられます。

車番	枠番
1	1
2	2
3	3
4	4
5
6	5
7
8	6
9

4枠以降は1枠に2名の選手がいるので、同枠の選手が2名とも車券に絡む場合があります。

このような車券をゾロ目車券といい、枠を使った券種特有の特徴なので予想する際には必ず押さえておきたいポイントです。

2枠単とは？

枠については理解していただけたでしょうか。

それでは、2枠単という券種はどのような券種なのか。

解説します。

2枠単とは、1・2着に入る枠を着順まで当てる券種のことです。

正式名所は「枠番2連勝単式」。

競艇には同じような券種は存在しませんが、競馬には枠連と呼ばれる枠を使った券種が存在します。

2枠単の組み合わせ点数は33通り

2枠単は9車立てのレースでのみ購入が可能です。

そんな2枠単の組み合わせは33通り。

計算方法は以下のようになります。

「6×5+3=33通り」。

1着予想の枠を6枠から選び、2着予想の枠を1着以外の5枠から選ぶため6×5=30通り。

加えて2枠単には1・2着で同枠決着になることもあるので、4〜6の同枠決着が3通り存在します。

2枠単の的中確率は3.0%

競輪で最も買われている券種である3連単は504通りです。

このように考えると、全部で33通りの2枠単はかなり的中難易度が低いことがわかります。

実際2枠単の的中確率は3.0%です。

一見低いように感じますが３点購入すれば9%にも上ります。

人気の買い目であれば、容易に当てることができるほど高い確率です。

2枠単の平均配当は1,700円〜2,600円

競輪の7種類の券種はそれぞれ組み合わせの数や予想難易度が異なるため、平均配当にも差がでるのが必然です。

基本的に組み合わせが多いほど人気が分散しやすいので、平均配当も高くなる傾向があります。

2枠単の組み合わせは33通りと車券の中では2番目に組み合わせが少ない券種。

そのため、平均配当は1,700〜2,600円と低めです。

平均配当が低いため大きな回収はあまり期待できませんが、その分予想難易度が低めで初心者でも挑戦しやすい券種であるといえます。

2枠単の最高配当は270,470円

平均配当が低めの2枠単ですが、最高配当は以外にも高額を記録しています。

2002年5月17日の立川競輪で出現した万車券で、その額は270,470円にも上りました。

32番人気での決着となった本レースは、風は吹いておらず、落車などもありません。

そのためかなりの番狂わせがあったと考えられます。

2枠単と2車単の違い

2枠単と度々比較される券種は2車単です。

両者は名前が似ているのはもちろんですが、1・2着を当てるという特徴も似ています。

そんな両者の違いは、枠単位で着順を当てるか車番単位で着順を当てるのかです。

9車立てのレースを比較すると、両者の組み合わせの差は39通りもの差があります。

すなわち2枠単は2車単の倍近くの的中確率を持つということ。

2枠単は2車単よりも遥かに予想難易度が低いということを押さえておきましょう。

2枠単は稼ぎにくい券種

2枠単に付いての理解度は深まってきたでしょう。

それでは実際、2枠単は稼ぐことができる券種なのか。

解説すると、2枠単は稼ぎにくい券種といえます。

これは予想難易度が低い分人気が分散しにくく、配当が低くなりやすいからです。

的中させたとしても大きな回収ができないため、稼ぐには不向きな券種といえるでしょう。

2枠単を稼ぐコツをご紹介！

2枠単が稼ぎにくい券種とわかったとしても、その予想難易度の低さは他の券種にはない魅力です。

そこでそんな稼げない2枠単でも稼げるようになるコツを3つご紹介します。

• 買い目は絞る
• 有力選手が複数人いるレースを選択
• 有力ラインをカバーするように買う

それぞれ詳しくご紹介します。

買い目は絞る

2枠単は非常に組み合わせが少ないため、単体利用でも的中確率は車券単位で考えるとかなり高いです。

それでも買い目を広げてより的中確率をあげようという人がいます。

しかし、2枠単の使用においてこれは非常に危険。

配当が低い傾向にあるため的中した場合でもトリガミになる可能性があるからです。

2枠単の買い目は最高でも3点程までに絞ることをおすすめします。

有力選手が複数人いるレースを選択

競輪の配当が高くなるのは人気が分散するレースです。

2枠単のような券種の使用においては特にトリガミを避けるため、レース選びが非常に重要になります。

そこでおすすめしたいのが有力選手が複数人いるレースを選択すること。

人気選手が多ければ多いほど、買い目の人気も分散しやすく配当も高くなりやすいです。

2枠単のような券種ではレース選びで配当を上げバランスを取るように心がけましょう。

有力ラインをカバーするように買う

4〜6枠は枠に対して2名の選手をカバーできます。

そのためこの利点を活かす他ありません。

仮に同枠の選手が有力ラインにいる場合は、3人ラインであれば2枠でライン買いをすることができます。

競輪はラインでの決着であるスジ決着がつきやすい競技なので、この場合は有力ラインはカバーしておくようにしましょう。

2枠単の注意点

2枠単は、稼ぎにくいが予想の仕方次第では稼げる車券であることは理解していただけたでしょう。

ただ、決して稼ぐコツを押さえた予想をしたとしても当たらない時は当たらないのが競輪です。

そのため、2枠単を使用する際は注意点も押さえておく必要があります。

特に、以下2点に注意して利用してください。

• ゾロ目を買い忘れない
• 回収が見込めない場合は勝負を避ける

それぞれ詳しく解説します。

ゾロ目を買い忘れない

2枠単のような枠を使った券種で気をつけたいのがゾロ目の買い忘れです。

4-4や5-5、6-6などゾロ目は他の券種にはありません。

そのため忘れられがちなことが多いです。

ゾロ目は多くの人の買い忘れが原因で、人気が集中しないときと同様に配当が高く付くことがあります。

当てられたレースを買い忘れで逃してしまう場合もあります。

こうなってしまっては、後悔先に立ちません。

出走表をみてゾロ目での決着に可能性を感じた場合は、買い忘れないように注意しましょう。

回収が見込めない場合は勝負を避ける

2枠単は予想難易度が低い分配当が高くつきにくいです。

たとえ不人気選手を絡めたとしても十分な回収を得られうほどの配当にならないケースも存在します。

その場合は、思い切って勝負を避けるもしくは他の券種で勝負しましょう。

せっかく的中しても回収が見込めないのであれば、掛け金を失うリスクをそもそも背負う必要がありません。

勝負するメリットがあるかどうか、車券の購入前に慎重に見極めましょう。

2枠単まとめ

今回は、競輪の2枠単についてご紹介してきました。

いかがだったでしょうか。

まとめると以下の通りです。

• 2枠単とは、1・2着に入る枠を着順まで当てる券種
• 正式名称は「枠番2連勝単式」
• 2枠単の組み合わせは33通り
• 2枠単と2車単の違いは「的中確率」「予想難易度」
• 2枠単は買い目を3点以内に絞るのがおすすめ
• 有力ラインをカバーするように買う

2枠単は予想難易度が低く、競輪初心者にもおすすめできる車券です。

当てる感覚を掴めてくれば、連続的中をするのも可能でしょう。

しかし、2枠単は配当が低くなりやすい券種、予想を当てたとしても掛け金をミスしたりすればすぐにトリガミになってしまします。

これを防ぐためにも、今回ご紹介した稼ぐコツや注意点は必ず頭に入れておいてください。

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