全国の競輪場のジャン(打鐘)を一挙に大公開!音の違い・種類まで徹底解説!

競輪予想サイト解体新書の検証担当「近藤 宗康」です。

今回は競輪のジャン(打鐘)について皆さんに紹介します。

競輪の打鐘(ジャン)とは?_TOP

あなたは、打鐘という言葉を耳にしたことはあるでしょうか。

打鐘とは文字通り鐘を打つことで、有名なものには「除夜の鐘」が挙げられます。

そんな打鐘ですが、実は全国の競輪場でも使われているのです。

では、競輪における打鐘とはどのようなものなのでしょうか。

ということで今回は、競輪の打鐘についてご紹介します。

競輪における打鐘の意味や音・種類まで網羅しているので、ぜひ最後までご覧ください。

競輪のジャン(打鐘)とは?競輪にジャン(打鐘)がある理由も解説!

早速、競輪における打鐘とはなんなのか。

ご紹介します。

競輪の打鐘とは、選手や観客に最終周回であることを伝えるために鳴らされる鐘のこと。

「ジャン」となる音色から、競輪ではジャンと呼ばれます。

では、なぜ競輪にジャン(打鐘)はあるのでしょうか。

それは、競輪の基本的なルールに関わってきます。

競輪は、バンクの1周の速さを競い合う競技ではなく、約2,000mを走るのが基本。

そのため、バンクの周長によって周回数が異なります。

バンク周長 基本的な周回数
333m 6周
400m 5周
500m 4周

周回回数が異なれば、いつの間にかゴールしていたなんてこともあるかもしれません。

そんなことが起きないために、ジャン(打鐘)を鳴らし皆に周知させるのです。

競輪のジャン(打鐘)の種類は3つ!

競輪というルールに関係し、大きな役割を担っているジャン(打鐘)。

競輪ファンであれば、誰でもその音を聞いたことがあるでしょう。

そんなジャン(打鐘)ですが、実は3つの種類に分かれているのです。

  • 和鐘
  • 洋鐘
  • 銅鑼

それぞれの特徴、音をご紹介します。

和鐘

競輪で使われている打鐘の中で、最も日本に馴染んでいる形をしているもの。

それが、和鐘です。

文字通り、和風の鐘のことで寺院に置かれている鐘ような形をしています。

そんな、和鐘の音は長く響くのが特徴。

年末年始に聞こえる除夜の鐘と似ていて、日本人には親しみのある音です。

そんな和鐘が使用されているのは32会場。

全国の競輪場のほとんどがこの和鐘を使用していますね。

日本ならではの伝統でもあるのでしょう。

洋鐘

競輪場のジャンの中でベルに近い形をしているジャンを洋鐘と呼びます。

洋鐘は、文字通り洋風の鐘で「ベル型」とも呼ばれます。

そんな洋鐘の音は和鐘よりも高いの音が特徴。

聞き馴染みのあるベルの音によく似ています。

そんな洋鐘を使用しているのは8会場。

叩き方が色々あり、どれも異なる音色を奏でます。

銅鑼

最後に銅鑼です。

銅鑼は、中国から伝わったとされる伝統的な楽器。

そんな銅鑼の音は、かなり高めな音。

木のハンマーで叩くので、一般的な銅鑼とは少し異なった音色が特徴的です。

そんな銅鑼を使用している競輪場は高知競輪場のみ。

高知競輪場が希少な存在と言われる理由の1つです。

【全国の競輪場別】ジャン(打鐘)一覧!

競輪場に必ずあるジャン(打鐘)は3種類あり、それぞれ違った音色を奏でます。

また、同じジャン(打鐘)であっても競輪場ごとに音色は別。

ということで!

全国の競輪場のジャン(打鐘)を北から順にご紹介します!

※熊本競輪場・千葉競輪場は除きます。

函館競輪場「和鐘」

函館競輪場で使用されているジャンは「和鐘」です。

競輪ファンからは「競輪場のジャンといえばこれ」と言われます。

とても美しい音色です。

青森競輪場「和鐘」

青森競輪場には「和鐘・洋鐘」の2種類のジャンが置いてあります。

2023年現在使用されているのは「和鐘」です。

そんな青森競輪のジャンは叩き方が特徴的。

振り下ろすように叩かれることで、函館競輪場とは異なった音色になっています。

どこまでも響き渡るようですね。

いわき平競輪場「和鐘」

いわき平競輪場のジャンは「和鐘」。

いわき平競輪場の観覧席は、一般・特別どちらとも屋内にあるので、他の競輪場よりも強く叩かれるそうです。

重く響き渡る独特な音を奏でます。

弥彦競輪場「洋鐘」

弥彦競輪場は「洋鐘」を使用。

外観のモダンな雰囲気とかなりマッチしています。

この形は、日本競輪選手養成所のジャンと同じ。

ベル型のジャンですが、和鐘のような音色をしています。

前橋競輪場「和鐘」

前橋競輪場で使用しているジャンは「和鐘」。

前橋競輪場が屋根付きのドーム型バンクのため、反響した音が特徴的です。

競輪ファンからは「前橋競輪場のジャンはとても心地よい」と言われています。

取手競輪場「和鐘」

取手競輪場で使われているジャンは「和鐘」。

和鐘の中でも重低音と言われていて、体に「ズンっ」とくる様な音が特徴的です。

競輪ファンからは「余韻が残る」と言われています。

宇都宮競輪場「和鐘」

宇都宮競輪場で使われているジャンは「和鐘」。

少し高めの音が特徴的です。

競輪ファンからは「軽くて聴きやすい」と言われています。

大宮競輪場「和鐘」

大宮競輪場で使われているジャンは「和鐘」です。

中音域の音が響く独特な音をしています。

「大宮競輪場がジャンがずっと耳に残る」と言われているそうです。

西武園競輪場「和鐘」

西武園競輪場で使用されているジャンは「和鐘」です。

軽いけど響く音が特徴的。

「少し割れそうな音が心地よい」と言われています。

京王閣競輪場「和鐘」

京王閣競輪場のジャンは「和鐘」。

遠くまで響く深い音が特徴的です。

いろいろな音が混ざっているように聞こえます。

立川競輪場「和鐘」

立川競輪場で使用されているジャンは「和鐘」です。

弥彦競輪場の洋鐘と西武園競輪場の和鐘が混ざったような音が特徴的。

低めの音が鳴り響くのが良いですね。

松戸競輪場「洋鐘」

松戸競輪場で使用されているジャンは「洋鐘」。

外から叩くのではなく、内側から叩くのが特徴的です。

また、音も和鐘とは異なり、高音と中音が響きます。

川崎競輪場「和鐘」

川崎競輪場で使用されているジャンは「和鐘」です。

ジャンを固定している紐が巻いてあるのではなく、引っ掛けているようになっています。

それが理由なのか、細かいビブラートがかかったような音が特徴的です。

平塚競輪場「和鐘」

平塚競輪場のジャンは「和鐘」。

固定されているのがヒモではなく金具になっています。

それにより、高い金属音が混じって聞こえるという音色です。

小田原競輪場「和鐘」

小田原競輪場のジャンは「和鐘」。

固定されている金属は錆びていますが、それによりギザギザしたような音になっています。

高音が残るという、独特な音色が特徴的です。

伊東温泉競輪場「和鐘」

伊東温泉競輪場のジャンは「和鐘」です。

ガッチリと固定されていないので、叩いた後は大きく揺れ動きます。

それにより、深く響く音色が特徴的です。

静岡競輪場「和鐘」

静岡競輪場で使用されているジャンは「和鐘」です。

見た目はベル型に似ていいて、シンプルで無骨なデザイン。

そんなジャンからは、真っ直ぐな音が響きます。

名古屋競輪場「和鐘」

名古屋競輪場のジャンは「和鐘」。

しっかりと紐や金具で固定されているわけではないので、人の手で押さえる形で叩かれます。

そんなジャンから出る音は、中音から低音が大きく奥深い音です。

岐阜競輪場「和鐘」

岐阜競輪場で使用されているジャンは「和鐘」。

名古屋競輪場のジャンと同じく、紐などで固定されていません。

そのため、金属音が響く様な音色をしています。

大垣競輪場「和鐘」

大垣競輪場で使われているジャンは「和鐘」です。

木のハンマーで叩かれていますが、金属音が響きます。

高音がよく響くため、聴きやすい音です。

豊橋競輪場「和鐘」

豊橋競輪場のジャンは「和鐘」。

サイズが少し大きいのが特徴です。

そのため、中音が響きます。

富山競輪場「和鐘」

豊橋競輪場で使用されているジャンは「和鐘」です。

大垣競輪場のジャンの音と似ていて高音がよく響きます。

競輪ファンからは「聴きやすい」と言われているそうです。

松阪競輪場「和鐘」

松阪競輪場で使用されているジャンは「和鐘」です。

音は富山競輪場のジャンとよく似ています。

中部エリアでは、ジャンの形や固定方法が似ているため、同じような音になるそうです。

四日市競輪場「和鐘」

四日市競輪場のジャンは「和鐘」です。

形が松阪競輪場や富山競輪場のジャンと似ていますが、音色は異なります。

四日市競輪場のジャンは「割れそうな音」が特徴的です。

福井競輪場「和鐘」

福井競輪場のジャンは「和鐘」。

中部エリアの和鐘よりも古い見た目をしてます。

低音が響く音が特徴的です。

奈良競輪場「洋鐘」

奈良競輪場で使用されているジャンは「洋鐘」です。

中にある舌を使わず、外から叩かれます。

ベル型とは思えない割れそうな音が特徴的です。

向日町競輪場「洋鐘」

向日町競輪場で使用されているジャンは「洋鐘」です。

こちらは、中の舌を使って叩きます。

ベル型特有の音で、綺麗な中音が特徴的です。

和歌山競輪場「洋鐘」

和歌山競輪場のジャンは「洋鐘」です。

このジャンは、外から叩かれます。

低・中・高音のバランスがよいのが特徴です。

岸和田競輪場「洋鐘」

岸和田競輪場のジャンは「洋鐘」です。

中にあるベルを使って鳴らされます。

瞬間的な高音が特徴的です。

玉野競輪場「和鐘」

玉野競輪場で使用されているジャンは「和鐘」。

強く固定されていないため、ゆったりと揺れます。

低音がよく響く音が特徴的です。

広島競輪場「和鐘」

広島競輪場で使用されているジャンは「和鐘」。

中音域が強く響きます。

選手からも聴きやすいと評判だそうです。

防府競輪場「和鐘」

防府競輪場で使用されているジャンは「和鐘」。

低音がよく響ます。

割れるような音が特徴的です。

高松競輪場「和鐘」

高松競輪場で使用されているジャンは「和鐘」です。

高音が強く響きます。

和鐘の中でここまで高音が響くものは少ないでしょう。

小松島競輪場「和鐘」

小松島競輪場で使用されているジャンは「和鐘」。

他の和鐘と比べて少しだけサイズが大きいそうです。

そのため、音は中音がよく響きます。

高知競輪場「銅鑼」

高知競輪場で使用されているジャンは「銅鑼」です。

全国の競輪場の中で「銅鑼」が使用されているのは高知競輪場のみ。

そのため、この音を目当てに足を運ぶ方もいるそうです。

そんな銅鑼の音は、長く響くというよりは短音に近め。

聴きごこちが良いと評判だそうです。

松山競輪場「洋鐘」

松山競輪場で使用されているジャンは「洋鐘」。

外から叩くタイプです。

音は、バリとしていながら中音がよく響きます。

小倉競輪場

小倉競輪場で使用されているジャンは「和鐘」。

模様が入っているのが特徴です。

また、小倉競輪場は屋内のため、とてもよく響きます。

久留米競輪場「和鐘」

久留米競輪場のジャンは「和鐘」です。

瞬間的な高音と伸びる中音が特徴的。

競輪ファンからは「わかりやすい音」と言われているそうです。

武雄競輪場「和鐘」

武雄競輪場で使用されているジャンは「和鐘」です。

かなり低めの音を奏でます。

その中でも高音が響き、中音のバランスも良いですね。

佐世保競輪場「和鐘」

佐世保競輪場で使用されているジャンは「和鐘」。

少し高い場所に設置されています。

音は低めで、よく響く中音が特徴的です。

別府競輪場「和鐘」

別府競輪場で使用されているジャンは「和鐘」です。

和鐘ならではの中音域が響きます。

聴き心地が良いと言われているそうです。

【豆知識】打鐘という人気漫画をご紹介!

打鐘は、漫画の名前にも起用されています。

打鐘_漫画

作者 山本康人
巻数 全12巻

1994年に、講談社漫画賞を受賞した「鉄人ガンマ」を手掛ける人気漫画家”山本康人さん”が競輪を題材にして書いた漫画。

山本康人さんが書く漫画の中で最も巻数が多く、話題を呼びました。

そんな打鐘の登場人物は、当時活躍していた選手を元にしたキャラクター化したのもの。

かなり現実味のある作品で、競輪ファンから絶大な支持を集めていました。

また、1993・1994年にはVシネマにもなるほど。

当時の競輪がどのようなものだったのかを振り返ることができるアイテムなので、ぜひ一度ご覧になってみてください。

まとめ

今回は、競輪のジャン(打鐘)についてご紹介してきました。

いかがだったでしょうか。

まとめると以下の通りです。

  • 競輪のジャン(打鐘)は最終周回を伝えるためにある
  • 競輪のジャン(打鐘)は3種類
  • 和鐘が使用されている競輪場は32会場
  • 洋鐘が使用されている競輪場は8会場
  • 銅鑼が使用されているのは高知競輪場のみ
  • 打鐘という漫画が当時人気を集めた

競輪となると「勝ちたい」「稼ぎたい」など、どうしてもギャンブルであることが前提になってしまいます。

しかし、競輪とは本来娯楽であり楽しむもの。

ギャンブルとして考えてしまうと、楽しくなくなることもあるでしょう。

なので、このような豆知識や用語を勉強し、競輪を別の角度から楽しむこともおすすめです。

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