競輪での展開の読み方をご紹介!展開パターンやセオリーなども徹底解説します!
競輪は単純に選手の実力だけでなく、レースの展開を読むことも勝利の鍵となります。
特に初心者の方は、「どうやって展開を予想すればいいの?」や「どんなパターンがあるの?」と悩むことが多いでしょう。
実際、競輪は複数の選手が様々な戦略を持ち展開が変わるため、予想が難しいギャンブルの一つです。
しかし、展開の読み方やパターンを押さえておくことで的中率は格段に上がります。
そこで今回は、競輪の展開の読み方について分かりやすく解説!
レースの種類や流れの基礎から、展開パターン、セオリーまで徹底的に解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
競輪の展開予想アプリやサイトで一番稼げるのはどれか徹底検証!
競輪予想において、展開予想は勝敗を分ける重要な要素。
最近は様々な展開予想アプリやサイトが登場し、多くの車券購入者がこれらを活用しています。
しかし、これらのサービスの中で実際に「稼げる」のはどれなのか、明確な検証結果を示したものは少ないのが現状です。
そこで、どの展開予想シミュレーションアプリが最も稼げるのか徹底検証しました。
順位 名前 |
ジャンル | 的中率 | 回収率 | 収支 | 戦績 |
---|---|---|---|---|---|
1位 トリリオンケイリン |
AI予想サイト | 80.0% | 334.6% | +299,900円 |
30戦24勝6敗 |
2位 競輪スパーク |
競輪予想サイト | 76.6% | 229.3% | +161,400円 | 30戦22勝8敗 |
3位 netkeirin |
競輪アプリ | 33.3% | 86.2% | -31,820円 | 30戦10勝20敗 |
検証した中で、最も稼ぐことができたのがトリリオンケイリンでした。
このサイトの最大の特徴は、プロの予想師が展開予想などをして、それらを反映させた具体的な買い目まで提示してくれること。
そのため「予想を活用して効率的に稼ぎたい」という方には特におすすめできるサービスと言えるでしょう。
これらすべての情報を完全無料で確認できるため、プロの予想を参考にして知識を付けたいという方でも気軽に利用することができます。
リスクゼロで競輪の知識をつけるだけでなく、稼ぐこともできるため一石二鳥です。
競輪の展開を読む上で必要な3つの基礎知識
競輪の展開を読むために、基礎知識を押さえておかなければいけません。
そこで、今回は基礎知識の中でも展開を読む上で、必ず理解しておきたい知識に絞ってご紹介していきます。
ご紹介する基礎知識は以下3項目です。
- レースの種類を区別しておく
- レースの流れを押さえておく
- ラインを理解しておく
理解している方も、おさらいするつもりで目を通しておきましょう。
レースの種類を区別しておく
競輪では開催グレードによって、レースの性質が大きく変わります。
主なレースの種類は以下の通りです。
グレード | 特徴 | 賞金 | 展開の傾向 |
---|---|---|---|
G1 | 最高峰のレース。日本選手権など | 1着賞金1,000万円前後 | 実力勝負が多く、作戦レースも緻密 |
G2 | 準トップクラス。全日本選抜など | 1着賞金500万円前後 | G1に準ずる展開。地元選手の意地も見られる |
G3 | 地方大会の最高峰。周年記念など | 1着賞金300万円前後 | ライン結束が強く、作戦レースが多い |
F1/F2 | 一般的な開催 | 1着賞金100万円前後 | 実力差があり、地元選手や人気選手中心の展開が多い |
女子競輪 | 1着賞金10〜30万円前後 | 先行争いが激しく、逃げ・先行が決まりやすい |
※出典:JKA「競輪グレード別賞金一覧」2024年度
グレードが高いほど選手の実力が拮抗し、緻密な作戦が展開されます。
一方、F1及びF2では実力差が大きいため、強い選手が主導権を握るレースが多いです。
レースの種類によって展開の読み方を変える必要があるので、必ず頭に入れておきましょう。
レースの種類を区別しておく
競輪では開催グレードによって、レースの性質が大きく変わります。
主なレースの種類は以下の通りです。
グレード | 特徴 | 賞金 | 展開の傾向 |
---|---|---|---|
G1 | 最高峰のレース。日本選手権など | 1着賞金1,000万円前後 | 実力勝負が多く、作戦レースも緻密 |
G2 | 準トップクラス。全日本選抜など | 1着賞金500万円前後 | G1に準ずる展開。地元選手の意地も見られる |
G3 | 地方大会の最高峰。周年記念など | 1着賞金300万円前後 | ライン結束が強く、作戦レースが多い |
F1/F2 | 一般的な開催 | 1着賞金100万円前後 | 実力差があり、地元選手や人気選手中心の展開が多い |
女子競輪 | 1着賞金10〜30万円前後 | 先行争いが激しく、逃げ・先行が決まりやすい |
※出典:JKA「競輪グレード別賞金一覧」2024年度
グレードが高いほど選手の実力が拮抗し、緻密な作戦が展開されます。
一方、F1及びF2では実力差が大きいため、強い選手が主導権を握るレースが多いです。
レースの種類によって展開の読み方を変える必要があるので、必ず頭に入れておきましょう。
レースの流れを押さえておく
競輪のレースの流れを押さえておくことで、選手が好むポジションや傾向を把握することができます。
レースの流れは、基本的に以下の通り。
- 先頭誘導員に続いて選手がスタート
- 先頭誘導員が退場し先頭争いが始まる
- 各選手の位置取りが定まる
- 仕掛ける選手が動き出す
- ラスト1周で打鐘が鳴り個人戦勝負が始まる
特に注目すべきは、④仕掛けのタイミングです。
多くの場合、3周目後半から4周目にかけて勝負が始まりますが、早仕掛けや遅仕掛けといった作戦も存在します。
選手の脚質(後述)によって得意な仕掛けのタイミングが異なるため、選手データを事前に確認しておくことも重要です。
レースの流れを把握すると、「いつ、誰が、どう動くか」という展開予想ができるようになるでしょう!
ラインを理解しておく
競輪の展開を読む上で、絶対に押さえておきたいのがライン。
ラインは競輪独自の要素であり、競輪予想と切っても切れない関係と言えるのです。
そんなラインには、主に以下の種類があります。
地元ライン | 同じ競輪場出身の選手同士 |
---|---|
同期ライン | 同じ年に選手になった仲間 |
師弟ライン | 師匠と弟子の関係 |
臨時ライン | その大会だけの一時的な協力関係 |
ラインの結束力を知ることで、誰が誰のために働くのかという展開の核心部分が見えてくるでしょう。
特に決勝戦などでは、同じラインの選手が互いに助け合うことで勝機を高める「ライン作戦」が頻繁に見られます。
こうしたライン情報は出走表やレース前情報で確認できるので、必ず見ておくようにしましょう。
競輪展開の読み方を実践するための3ステップ
競輪の展開を読めるようになると、レース結果を「感覚」ではなく「理論」で予想できるようになります。
ここでは、初心者でもすぐ実践できる「3ステップの展開読みトレーニング法」をご紹介。
- 選手の脚質と展開の関係を把握する
- 過去の決まり手やB・H・S回数を分析する
- スタート位置と並び順から展開を予想する
それぞれのステップを丁寧に理解することで、予想の精度も格段に上がります。
選手の脚質と展開の関係を把握する
競輪の展開を読むうえでまず重要なのは、選手の脚質を見極めることです。
脚質とは、選手が得意とするレーススタイルのこと。大きく分けて以下の3タイプに分類されます。
脚質タイプ | 特徴 | 展開の傾向 |
---|---|---|
逃げ型(先行型) | 序盤から先頭を取りにいき、最後まで押し切るタイプ。 | 前残り展開になりやすい。 |
捲り型(まくり型) | 中盤以降、スピードで一気に追い上げるタイプ。 | 中団・後方からの一気捲り展開が多い。 |
差し型(追込み型) | 他選手のスリップストリームを利用し、最後の直線で差すタイプ。 | 終盤勝負。ライン内決着が多い。 |
たとえば「逃げ型の選手が複数ラインにいるレース」では、序盤から主導権争いが激しくなり、ハイペースのバテ合い展開になりやすいです。
一方で、捲り型が多いと、序盤は静かでも終盤に一気に動く「スローペースからの瞬発戦」になるケースが増えます。
選手の脚質を把握することが、展開予想の出発点です。
過去の決まり手やB・H・S回数を分析する
次に重要なのは、過去データからレース傾向を読むことです。
競輪では「決まり手」や「B・H・S回数」がデータとして公表されており、展開を読むうえでの強力な指標になります。
脚質タイプ | 特徴 | 展開の傾向 |
---|---|---|
逃げ型(先行型) | 序盤から先頭を取りにいき、最後まで押し切るタイプ。 | 前残り展開になりやすい。 |
捲り型(まくり型) | 中盤以降、スピードで一気に追い上げるタイプ。 | 中団・後方からの一気捲り展開が多い。 |
差し型(追込み型) | 他選手のスリップストリームを利用し、最後の直線で差すタイプ。 | 終盤勝負。ライン内決着が多い。 |
たとえば「Bが多く、決まり手が“逃げ”」の選手がいる場合、先行逃げ展開になる可能性が高いと考えられます。
逆に「Hは少ないが決まり手が“捲り”」の選手が多いレースでは、序盤は静かで後半に一気に展開が動く可能性が高いでしょう。
このようにデータ分析を行うことで、展開を“数字で読む”力が付くのです。
スタート位置と並び順から展開を予想する
最後のステップは、レースの初期配置(並び順)とスタート位置の分析です。
競輪では、選手がどの位置からスタートするか、そしてどのラインに並ぶかで展開が大きく変わります。
前受けタイプ(前方から構える) | 早めに動き主導権を取りに行く傾向。逃げ展開になりやすい。 |
---|---|
中団狙いタイプ(中間ポジション) | 他ラインの動きを見て冷静に対応。捲りや差しに繋がる展開。 |
後方待機タイプ(後ろから構える) | ペースを見ながら一気に捲る展開が多い。 |
このスタート位置とラインの組み合わせを見ると「どのラインが先頭を取りそうか」→「どの選手が最後に脚を残しそうか」 が見えてきます。
例えば「逃げ型+前受け」のラインが内枠にいて「捲り型」が外枠からスタートする構成の場合は、中盤から終盤にかけて外側からの捲り展開が有力になるでしょう。
このように、展開を読むときは「ライン構成 → スタート位置 → 脚質 → 過去データ」をセットで見ること。
これを習慣化することで、展開が頭の中でイメージできるようになります。
競輪で絶対押さえておきたい展開セオリーとは?
ご紹介した競輪の展開の展開パターンを意識することで、展開の読み方はかなり明確になったでしょう。
しかし、より深く競輪の展開を読むとなった際にセオリーを押さえておく必要もあります。
ここでは、そんな競輪の展開セオリーの中でも絶対押さえておきたい項目を以下3つに絞ってご紹介。
- 選手の脚質と天候・競輪場との相性
- 内枠の選手が有利になる傾向
- ホームバンク選手が勝ちやすい
いずれも欠かせない内容なので、しっかり見ていきましょう。
選手の脚質と天候・競輪場との相性
競輪選手にフォーカスした時に、選手の脚質はレース展開を予想する基準の一つとなります。
それぞれのの脚質による特徴・条件を見ていきましょう。
脚質 | 特徴 | 有利な条件 | 不利な条件 |
---|---|---|---|
逃げ | 先頭を取り、そのまま逃げ切る | 向かい風・小さなバンク | 追い風・大きなバンク |
差し | 最終コーナーで内側から抜け出す | 内圧の弱いレース・広いバンク | 内圧の強いレース・狭いバンク |
追い | 最後に外から一気に追い上げる | 追い風・大きなバンク | 向かい風・小さなバンク |
※出典:日本競輪選手会「脚質別成績統計2024」
天候・競輪場を条件下に考えた時に、それぞれの脚質が異なる相性を持つことが分かります。
例えば、小田原競輪場は400mのバンクで傾斜が緩いので、クセが少なく逃げが決まりやすいのが特徴です。
また、風向きも重要であり、向かい風の日は逃げ選手が、追い風の日は追い越し選手が有利になります。
選手の脚質と競輪場の特性、そして当日の天候を総合的に判断することが展開セオリーの一つと言えるでしょう。
内枠の選手が有利になる傾向
※https://x.com/qjiro999より画像引用
競輪では、基本的に内枠(1番車側)の選手が有利とされています。
実際の枠別成績を見てみましょう。
枠番 | 勝率(全国平均) | 1・2着の連対率 | 有利な脚質 |
---|---|---|---|
1号車 | 約18% | 約30% | 逃げ・差し |
2号車 | 約16% | 約28% | 先行・差し |
3号車 | 約15% | 約27% | 差し・マーク |
4号車 | 約15% | 約26% | マーク・追い |
5号車 | 約14% | 約25% | 追い・マーク |
6号車 | 約12% | 約24% | 追い・マーク |
7号車 | 約10% | 約20% | 追い |
※出典:JKA「枠番別成績統計2023-2024」
上記データから、内枠ほど勝率・連対率が高い傾向にあると言えます。
これは内側からスタートすることで最短距離を走れることと、先行ポジションを取りやすいことが理由です。
特に1号車(最内枠)はスタートで有利な位置を確保しやすく、展開を支配できる可能性が高まります。
ただし、追込タイプの選手は外枠の方が有利な場合もあるため、選手の脚質と枠番の相性も考慮する必要があるでしょう。
展開予想では、内枠に強い選手(特に逃げ・先行タイプ)に注目するようにして下さい。
ホームバンク選手が勝ちやすい
※https://stadiumreport.hatenablog.com/entry/2025/01/16/203137より画像引用
競輪では、地元競輪場(ホームバンク)の選手が有利になることも展開セオリーの一部となっています。
選手区分 | ホームバンクでの勝率 | 他会場での勝率 | 差 |
---|---|---|---|
S級1班 | 約22% | 約17% | +5% |
S級2班 | 約21% | 約16% | +5% |
A級1班 | 約20% | 約14% | +6% |
A級2班 | 約19% | 約13% | +6% |
※2023年~2024年の統計から算出
この表から言えることは、どの級の選手も自場所(ホームバンク)での勝率が約5-6%高くなっています。
その背景として、以下の要素が考えられるでしょう。
- バンクの特性を熟知している
- 地元の応援による精神的な優位性
- 毎日の練習で体が場所に適応している
- 宿泊や移動の負担が少ない
最も大きな要素が、バンクの特性を熟知していること。
競輪場は会場によって、構造・特徴が異なります。
そのため、選手によって得意・不得意が発生しやすいです。
特にホームバンクの選手にとって、地元の競輪場は走り慣れていることで優位にレースを進めやすくなります。
また、地元有力選手が後輩を引っ張るようなケースや、地元選手同士が協力して展開を作るケースもありえるでしょう。
地元選手とその関係性を把握しておくことも、展開予想の質を高める上で必要です。
競輪の展開セオリーとして、ホームバンク選手が勝ちやすいということを頭に入れておいて下さい。
競輪の展開パターンを4つご紹介!
ここまで、競輪の展開を読む上で必要な基礎知識を解説してきました。
それでは、ここから本題です。
競輪の展開は数多く存在しますが、いくつかのパターンに分けることができます。
ここからは、競輪の展開パターンを以下4つに分けてご紹介!
- ガールズケイリンでのレース
- 2分戦でのレース
- 3分戦でのレース
- 細切れ戦でのレース
実際のレースでは、複数の展開パターンが組み合わさることもあるので注意しておきましょう。
ガールズケイリンでのレース
ガールズケイリンの最も大きな特徴は、ラインが存在しないことです。
そのため、選手個人の能力・実力が顕著に出やすいと言っても過言ではないでしょう。
また、ガールズケイリンの傾向として、男子競輪に比べて「逃げ」での決着が決まりやすいという特徴があります。
ラインによる駆け引きがないので、捲り・差しよりも逃げ切りでのレース展開を意識すると良いでしょう。
2分戦でのレース
次にご紹介する競輪の展開パターンが、2分戦でのレース。
競輪の典型的な展開パターンとも言えるでしょう。
そんな2分戦でのレースで、考えられる展開パターンは以下の通りです。
展開パターン | 特徴 | 予想ポイント |
---|---|---|
前ライン主導型 | 先頭を確保したラインがペースを支配 | 先行力の強いラインを見極める |
後ライン追撃型 | 後方から仕掛けるラインが逆転 | 捲り・差し選手の多いラインに注目 |
2分戦の特徴は、ライン戦略が明確に出ることです。
各ラインの先行選手の動きによって、そのラインの展開は大きく変わってきます。
例えば、先行ラインを走る選手が先頭ポジションを狙う場合は、脚力を活かした戦略を立てることが多いでしょう。
一方、後方ラインを維持して走る選手は、レース後半で仕掛けるタイミングを狙うことが多いです。
また、2分戦は1つのラインが長くなることから、後方ラインの選手たちが前方選手を追い越すハードルが高くなります。
そのため、2分戦の展開を読む上で、ライン全体での総合力も重要な要素と言えるでしょう。
3分戦でのレース
次にご紹介するのが、3分戦での展開の読み方。
3分戦でのレースは、2分戦のレースよりも複雑な駆け引きが特徴です。
展開パターンは、以下の通り。
展開パターン | 特徴 | 予想ポイント |
---|---|---|
連合形成型 | 2つのラインが連合して1つのラインを攻める | ラインの強弱関係を見極める |
三つ巴型 | 3つのラインがそれぞれ独立して争う | 最も総合力のあるラインを探す |
混戦型 | ライン戦略が崩れ、個人戦に近い展開 | 個人の実力や調子を重視する |
3分戦の最大の特徴は、他ラインとの連合が生まれやすいことです。
例えば、最も強いラインを崩すために、他のライン同士が一時的に手を組むことがあります。
こういったケースを事前に予測することが難しいですが、過去の対戦データや選手間の関係性から推測することは可能です。
また、3分戦のレースでは2分戦よりもライン全体の総合力による影響は小さくなります。
そのため、2分戦のレースで予想するよりも、選手単体の実力を意識したほうが良いでしょう。
特に実力が高い選手同士のラインはスジ決着になりやすいので、同じラインの選手で買い目を組み立てることも有効と言えます。
細切れ戦でのレース
最後にご紹介するのが、細切れ戦でのレースです。
細切れ戦とは、ラインの数が4つ以上のレースを指します。
特徴として、ライン結束が弱く個人戦に近い展開が多いので、予想が非常に難しいです。
そんな細切れ戦でのレースで考えられる展開パターンは、以下の通り。
展開パターン | 特徴 | 勝利選手の特徴 | 予想ポイント |
---|---|---|---|
力勝負型 | 明確なラインなし。 実力で決まる |
実力の高い選手 | 選手個人の実力と調子を重視 |
単独逃げ型 | 1名が単独で逃げ、集団が追う | 逃げ脚質の強い選手 | スタミナと逃げの実績を確認 |
混戦型 | 全体がバラバラに競り合う | 瞬発力の強い選手 | 最終直線での伸びを持つ選手に注目 |
細切れ戦では、ラインでの総合力よりも選手個人の実力が勝敗を左右します。
このタイプのレースでは、選手のコンディションやモチベーションなど、数字に表れない要素も重要です。
特に注目すべき要素は、実績と調子。
出走表の過去のレースや、直近成績からある程度の推測はできるので、チェック必須です。
また、個人戦になりやすい細切れ戦では、混戦となる可能性も考えられます。
そのため、スジ違いでの決着も念頭に入れておきましょう。
競輪展開の読み方まとめ
競輪は単に選手の実力差だけで決まる競技ではありません。
展開の読み方を理解しているかどうかで、同じレースでも見える景色がまったく変わります。
特に、初心者のうちは「どのタイミングで誰が動くのか」「ラインのどこが主導権を握るのか」を意識するだけで、予想の精度が一気に高まるでしょう。
今回ご紹介したように、脚質・データ・位置取り・バンク特性などを組み合わせて展開を読むことが、的中への近道です。
さらに、ガールズケイリンや細切れ戦など、それぞれのレースタイプで特徴が異なるため、展開パターンごとのセオリーを知ることも大切。
展開を理論的に分析することで「なんとなく買う」から「理由を持って買う」予想スタイルへと進化できるでしょう。
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