競輪場で雪が降ったら中止?開催中の対処・バンクの雪対策まで徹底網羅!

競輪予想サイト解体新書の検証担当「近藤 宗康」です。

今回は競輪場の雪について皆さんに紹介します。

競輪場_雪_TOP

日本は南北に長いというイメージがありますが、実際は東西にも長い国です。

そのため、各都道府県によって天候や気温はバラバラ。

競輪のルールで定められているエリアが同じだとしても、全国の競輪場ごとに異なるでしょう。

また、ほとんどの競輪場が屋外に位置しているため天候はレースに大きな影響を及ぼします。

その中でも危険視されているのが「雪」です。

では、雪は競輪にどのような影響を及ぼすのでしょうか。

ということで!

今回は、競輪場の雪ついて徹底解説!

雪が及ぼす競輪場への影響・対策方法・冬場閉鎖する競輪場まで網羅しています。

ぜひ最後までご覧ください。

雪が及ぼす競輪場への影響について

競輪場付近の天候により、レースの状況は大きく変化します。

例えば、雨が降った際はスリップしやすくなる。

そのため、選手は転倒を避けるためにスピード以外ことも考えながら走ります。

走ることだけに集中できないため、本領発揮はできないでしょう。

これは雨の場合ですが、仮に雪が降った際は最悪です。

では、競輪場に雪が降った場合どの様な影響を及ぼすのか。

考えられる大きな影響は2つ。

  • バンクが滑りやすくなる
  • レースが中止になる可能性がある

それぞれ詳しく解説します。

バンクが滑りやすくなる

雪と雨の違いは、簡単にいえば氷か水かです。

雨の場合は、バンクの傾斜によって中心へと流れます。

また、バンクの素材の細かい穴の中に吸収され、バンク表面に残りにくいです。

一方、雪はバンクの傾斜程度では流れません。

水になるか除雪されない限り、蓄積し続けます。

当然、雪が降ったバンクの方が摩擦力は低い。

そのため、スリップの危険は遥かに高くなります。

レースが中止になる可能性がある

競輪という競技で最も危険なのは”事故”です。

最大時速約70kmで競い合うため、死亡事故が発生することもあります。

事故が起きる原因として多いのが「スリップ」。

先述した通り、雪が降った際のスリップの危険性はかなり高くなります。

そんなバンクでレースを行った場合、事故を回避することはかなり困難でしょう。

そのため、競輪場であまりに多い雪が降った際は「レース中止」になることもあります。

雪は、競輪にとって生死に関わるほど危険な存在なのです。

競輪場で雪が積もった際の対策方法は3つ

人が天候を操作することはできません。

そのため、雪が降ることを避けることは不可能です。

しかし、雪が降る度にレースを中止にしていては売上が立ちません。

そこで、競輪場が取っている対策は以下の3つです。

  • 融解装置
  • バーナー
  • 雪かき

それぞれ詳しく解説します。

融雪装置

屋外の競輪場のバンクには「融解装置」が設置されています。

競輪場の融解装置は、1m間隔で設置されていて強い放水力により雪を溶かして流すというものです。

設置されているのは、バンクの外側。

中には、暖かい水を放水する装置もあります。

これにより、バンク場の雪は中心に集められて走行可能になり、レースを中止にしなくて済むようになります。

バーナー

競輪場の雪対策「融解装置」はかなり有効なものです。

しかし、ある条件下においては力を発揮しません。

それは、気温がかなり低い場合です。

放水する水が暖かくても、時間が経てば外気温によって凝固します。

例え雪を全て下に流すことができたとしても、残った水は氷へと変化。

スリップの危険性は高いままです。

そのため、バンク内に残ってしまった水分をバーナーで溶かし蒸発させます。

この際に使われているバーナーは、一般的に使われているバーナーよりも少し大きいものですが、バーナーを使って雪を溶かすのは人です。

そのため、かなりの人手が必要。

実際に立川競輪場でバーナーが使用された際は、100人規模で行われたそうです。

人の手による雪かき

競輪_雪_人の手による雪かき

融解装置・バーナーにくらべ圧倒的に多いのが「人の手による雪かき」です。

競輪場関係者全員によって行われるらしく、競輪場のマスコットキャラクター達も参戦するのだとか。

また、この雪かきはバンク内だけでなく、競輪場の外も行われます。

冬場の競輪場は、血と涙の結晶といっても過言ではありませんね。

雪が積もるため冬の開催がない競輪場

競輪場は、競輪関係者以外の方の力も借りながら、毎年運営することができています。

ただ、地域によっては除雪作業が間に合わない競輪場も。

ということで、積雪により冬場の開催がない競輪場をご紹介します。

函館競輪場

住所 〒042-0944 北海道函館市金堀町10-8
無開催期間 11月〜3月末※その年の気候により前後する可能性あり

函館競輪場は、日本最北端に位置します。

そのため、どの地域よりも積雪は多く無開催期間も長めです。

その年の積雪によっては、10月中旬のレースが中止になることもあります。

そんな函館競輪場は、12月上旬から2月末ごろまで「スケート場」として開放。

子供から大人まで足を運びます。

青森競輪場

住所 〒038-0042 青森県青森市新城平岡1-1
無開催期間 11月〜3月末※その年の気候により前後する可能性あり

本州最北端に位置する青森競輪場。

日本有数の豪雪地帯で、吹雪になることも多い地域です。

そんな青森競輪場も無開催期間が長め。

その年の積雪によっては、4月上旬も開催中止になることがあります。

弥彦競輪場

住所 〒959-0323 新潟県西蒲原郡弥彦村弥彦2621
無開催期間 10月末〜3月末※その年の気候により前後する可能性あり

日本海に面している新潟県にある弥彦競輪場。

日本の南北で言うと中間あたりですが、積雪量はかなり多い地域です。

そんな弥彦競輪場は、10月末辺りから積雪により開催がありません。

富山競輪場

住所 〒931-8376 富山県富山市岩瀬池田町8-2
無開催期間 12月〜2月末※その年の気候により前後する可能性あり

西日本に位置している富山競輪場。

比較的南側に位置していますが、日本海側のため毎年大雪が降ります。

函館競輪場や青森競輪場などと比べると無開催期間は短めです。

また、無開催期間であっても場外販売は通年行っています。

福井競輪場

住所  〒918-8052 福井県福井市明里町2-65
無開催期間 12月〜2月末※その年の気候により前後する可能性あり

南西に位置する福井競輪場。

冬場は北海道や青森と同じように大雪が降ります。

特に、福井県の福井市は日本有数の豪雪地帯。

無開催期間でなくても、積雪によって開催中止になることもあります。

まとめ

今回は、競輪場の雪についてご紹介しました。

いかがだったでしょうか。

まとめると以下の通りです。

  • 競輪場の雪はスリップの危険度が高い
  • 雪によってレースが中止になることもある
  • 競輪場では雪の対策として融解装置が設置されている
  • 人の手によってバーナーや雪かきが行われる
  • 冬場は開催されない競輪場が5つある

競輪選手であってもファンであっても、レース中の事故は避けたいものです。

競輪場も対策を行ってはいますが、完璧とはいえません。

これから競輪場の設備が発展し、スリップによる事故が少なくなると良いですね。

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